星霜のさくら

Japaharine( tジャパハリネット ) 星霜のさくら歌詞
1.星霜のさくら

作詞:鹿島公行
作曲:鹿島公行

遠くへ行こうと決めたその日から ずっと走り続けて
気がつけばどこか遠い場所にいたよ きっと独りぼっちだ

隠したナイフを握りしめたままで ずっと夢を見ていた
焦っては恐れて見失っていた きっと、僕じゃなかった

いつからか難しくなった 夢も人も未来も
いつからか心の底には 過ぎてゆく様だけがある

眠れないあの夜を 僕は忘れはしない
眠れないあの夜を 僕は忘れはしない

都会の街へ出てなにかを探してる ずっと期待していた
草木が薫る田舎の街の方が もっと何でもあった

いつからか難しくなった 夢も人も未来も
いつからか心の底には 過ぎてゆく様だけがある

眠れないあの夜を 僕は忘れはしない
眠れないあの夜を 僕は忘れはしない

何処まで行けば 何処まで歩けば
終わりなどは 無いのかもしれない
それでもどうして 繰り返し望んで
不完全でも 夢も未来も歩きだす

眠れないあの夜を越えて
眠れないあの夜が 千を数えてまた歩きだす

眠れないあの夜に 桜の花咲き誇る
越えてゆくあの夜に 桜の花儚く散った

眠れないあの夜に 桜の花咲き誇る
越えてゆくあの夜に 桜の花儚く散った


2.いつかの夕暮れ

作詞:鹿島公行
作曲:鹿島公行

母の背中を見て育つ僕は 誰よりもたくましくあれ
それでもどうしようもなくなる時 寂しさは背中にくいこむよ

人間はいつかの終わりがきて どこかへ行ってしまう
なにげない日常の隙間の中 やけに側にあるもんだ

悲しみも苦しみも 希望の中に埋めてやる

擦れ違う想いに 泣きべそかいてはかくれんぼ
わからない想いは 夕暮れと 家に帰る

夢を追いかけ走ってきた事 わからずやで傷つけた事
心を見せずに悩ませた事 全部僕が悪いんだ

僕は愚かで弱く情けない 人間と知った日から
なんだか人が集まってくれて みんな助けてくれるんだ

憎しみも争いも 愛情の中に埋めてやる

いつかの悲しみ挫けたあの道 なおさら強く走っていくんだ
いつかの夕暮れ夢見たあの空 優しさと共に 明日へ行くんだ

擦れ違う想いに 泣きべそかいては かくれんぼ
わからない想いは 夕暮れと 家に帰る


3.蒼が濁ったナイフ

作詞:鹿島公行
作曲:鹿島公行

うすっぺらな僕達が 夢みてた事は
ただなんとなく幸せに なりたいと思ったり

なにかをするわけでもなく ただふらふらと
ただなんとなく大人になるのだけは 嫌っていた

あの娘を追いかけたり この娘を追いかけたり
となりのあいつらは 都会へ行くんだって

それでも毎日が バカみたいに楽しくって
そんな日がいつまでも 続かない知っていたよ

走り行け 蒼が濁ったナイフ
胸に持ち 僕の住む街をでた
走り行け 去り行く電車の中
僕は僕の 住む街を噛み絞めてた

一歩を踏みだした僕と 踏み出せないままの君
ただなんとなく過ぎて行く 日々が違ってた

苦い飯を喰らう僕と 甘い飯を貰う君
少しづつ少しづつ 全てが違ってきた

走り行け 蒼が濁ったナイフ
胸に持ち 君もそう行くんだろ
走り行け 胸に秘める想いと
共に行けあの日語った 想いと行け

濁ったナイフが 胸の中刺さるか
走り行け 蒼が濁りきる前に
あの日語った想いがまだ 消えぬ内に

夢を追いかけ 走り転んだら
いつでも 帰ってこいよ
いついつの日か 笑えるように
いつの日か 笑える為に